ポーズや歩き方が同じで違和感あるよね?に審査員が明かすコンテスタントが「金太郎飴」になる理由と型の破り方
2026/10/04
ミセスコンテストやミスコンテストの観覧をした方が、少なからず思うこと・・・
「なぜみんな同じような話し方や、同じような決めポーズじゃない?」
「なんだかわざとらしく見えてしまうのは気のせい…?」
わざとらしい歩き方や振る舞いをしているのを、多く見ます。 ビューティキャンプとやらを行っているコンテスト出場者の殆どが、同じ話し方、同じポーズをしているのに違和感を覚えます。 あれでいいのでしょうかね?
と・・・これは実際にネットで質問されていました。
実はこれ、コンテストをあまり見たことがない一般の方だけでなく、私のような審査員やビューティーキャンプ講師の目から見てもおっしゃる通り「違和感がある」と感じることがあります。
今回は、数々のコンテストで審査員や指導を務めてきた吉田智子が、コンテスタントの誤解を解き、名誉を守るべくなぜ出場者が
「同じポーズ・同じ話し方(金太郎飴状態)」になってしまうのかという裏側の理由と
型の先にある「自分らしさ」の出し方について解説します。
1. なぜ多くの出場者が「同じポーズ・同じ話し方」になるのか?
「みんな同じで違和感がある」「金太郎飴みたいで不自然」に見えてしまうのには、大きく分けて2つの理由があります。
① 大会の方針や「失敗しないための型」を守っている
コンテストによっては、大会のコンセプトとして歩き方やポーズ、スピーチの構成まで指定されている場合があります。 また、コンテスト初心者の方にとって、ステージ上で脚や手をどう扱えばいいのか分からず不安になるもの。まずは講師から教わった「失敗しないための型(マナーや基本動作)」を必死に守り、間違えないように再現することで頭がいっぱいになっているのです。
② 「守破離(しゅはり)」の「守」の真っ只中にいるから
武道や芸道と同じく、コンテストの魅せ方にも「守(型を守る)・破(型を破る)・離(型から離れる)」のフェーズがあります。 違和感を感じさせる状態というのは、まさに「守」を一生懸命練習している途中段階。型を覚えることに必死で、まだ自分の身体に馴染みきっていないため、観客から見ると「やらされている感」や不自然さとして映ってしまうのです。
2. 審査員が見ている「型通り」と「型の先に自分(魂)が出ている人」の違い
では、審査員席から見て「型通りで終わる人」と「型を超えて惹きつけられる人」の差はどこにあるのでしょうか?
一番の違いは、【矢印が自分に向いているか、相手(観客・審査員)に向いているか】です。
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・型通りの人(自分に矢印):
「次は手を斜めにして、次は首を傾けて…」「間違えないように言わなきゃ」と、頭の中で手順を追っています。どこか緊張感があり、その人本来の「味」や「個性」が消えてしまう。残念。 -
・型の先に行っている人(相手に矢印):
基礎練習を徹底的に重ね、その動きやスピーチが「息を吸って吐くように」無意識でできるレベルに達しています。身体から余計な力が抜けているため、同じポーズをしていても目線や手先の余韻、佇まいからその人の「意志」や「魂」が自然と滲み出る。
スピーチも同様ですね。
最初は丸暗記でOKですが、何度も何度も口に出して「自分の言葉」として馴染ませて初めて、相手に届く表現へと昇華されます。
3. 「自分らしさ」を爆発させるために今日からできること
もしあなたが今、コンテストに向けたレッスンで「みんなと同じ動きになってしまう」「自分らしさがわからない」と悩んでいるなら、やるべきことはシンプルです。
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・基礎(型)を無意識レベルになるまで徹底的に叩き込む: 「型があるからこそ、崩した時にオリジナリティになる」のです。型を忘れるくらい身体に染み込ませましょう。
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・「間違えないこと」ではなく「何を伝えたいか」に集中する: 自分の意識を「上手に魅せること」から「目の前の観客とコミュニケーションを取ること」へシフトさせてみてください。
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コンテスト会場で「この人、なんか光ってるな」と感じる出場者は、型の土台を完璧に作った上で、自分という存在を乗せて表現している人たちです。
観覧や応援に来てくださる皆様も、ぜひ温かい目で見守りつつ、「型の先にあるその人の魅力」を見つけてみてください!何卒!!
【関連記事】 モデルの歩き方とコンテスト(ページェント)の歩き方は何が違うの?気になる役割の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 [▶︎【No.13】モデルウォーキングとページェントウォーキングの決定的な違いとは?]
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