つるんなお産の骨盤ケア3

今回はマイナートラブルについて。
マイナートラブルとは妊娠したことによって女性の身体におこる解剖学的および生理学的変化に伴う腰痛に代表される多様な不快症状のこと。

こう言った症状は医学的に母児への影響が少ないとされていていますが、この症状によってマタニティさんの生活の質が損なわれているのは間違いありません。

眠れない、寝てもすぐ起きるなどの睡眠の不安定。便秘。食欲増進・減退。むねやけ。手指のこわばり。むくみ。こむら返り。腰痛。背中。肩こり。足のつけ根の痛み。頭痛。肋骨の痛み。

あ〜書いていて思い出しましたが、ほとんど経験済みのものばかりですね。私は「さらに目が悪くなった」も有りました。旦那様へのイライラが止まらないという方もいらっしゃいましたが笑。

例えば日本人のマイナートラブルの第一位は腰痛。骨盤に由来したものから腰の骨に由来したものと様々ですが、両方を持ち合わせている場合がもっとも多いと言われています。

妊婦さんがゆるんでしまうのはなぜ?

そもそもなんでそんな症状が起きてしまうのでしょう?妊婦さんに起こっている特徴を考えてみることにしましょうか。

妊娠が開始されると母体にはリラキシンという関節などが緩むためのホルモンが分泌されます。これはお産の時に赤ちゃんが産道を通って生まれてくるとき、赤ちゃんが通りやすく、母体への負担を軽くするための素晴らしい自然のシステム。なので妊娠中、そして産後2カ月あたりまでは全体的に妊婦さんはゆるゆるになりやすいのです。

骨盤という骨は骨盤は、大きく分けて左右1対の寛骨、仙骨、尾骨で構成されています。そしてこの骨たちを繋げているのは靭帯や筋肉。靭帯や腱などは強靱なので骨盤はなかなか歪むものでは有りませんが、実は現代社会に住む私たちはその靭帯などを鍛える時期に運動をする機会が少なく、妊娠期になってホルモンが出るとゆるみ過ぎてしまうという傾向があります。

ではゆがみんでしまうのはなぜ?

ゆるむのは妊娠期の自然な特徴なのでしょうがないですよね。靭帯は妊娠したいまから鍛えることはできません。ホルモンについても自分ではコントロールできないので、「妊娠中だからしょうがないよねぇ」の一言です。しかしゆがみはそれだけが原因ではありません。そもそもなぜゆがむのかを考えてみましょう。

私たちの体を支えているのはなんだと思いますか?はい。それは筋肉ですね。骨ではありませんねw筋肉なしで動けるのはホラーマンくらいでしょうか?

さてまたまたイラストを描いてみました。ビルを建てているお二人に登場していただきます。

AさんとBさんが一生懸命にビルを建てようとしているとこです。骨組みを固定するために二人で息を合わせてロープを引っ張り、固定させようとしていますね。(本当にそんな作業があるかわかりませんが、イメージなので悪しからず)あれれ?でもなんだかAさんは弱気な感じ。そしてBさんは逆にやる気満々で、なんだかこの二人大丈夫かしら?

ありゃーーー!!!なんとAさんはBさんの力に勝てず力尽きて転んでしまいました。BさんはAさんがへたっているのも気づかず思いっきり引っ張っていますが、ビルはもうほとんど崩れ掛かっています。危ない!!!これではBさんも怪我をしかねません!!

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吉田のイラストと説明でお分りいただけたでしょうか?これはビルを背骨、AさんとBさんが両サイドの筋肉として描きました。AさんとBさんが息を合わせて動いていればビルも崩れることはなかった。そうゆがみが起こる原因はゆるみだけでなく筋肉のアンバランスから起こるものなのですね。

これを骨盤周りに起こることとしてイメージしてみてください。足が上手に使えていないと股関節に問題が生じ、恥骨結合の痛みなったり、お尻が使えていないと仙腸関節の痛みになったり。そして骨盤がアンバランスになればその上に乗っている背骨を通して頭蓋骨までその影響がでてくるのも想像に容易いですね。

今回はなぜゆるみ・ゆがみが出て来てしまうのかの原因がわかってまいりました。さぁ次回はマイナートラブルをどうやって乗り切るかをご紹介します!

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