赤ちゃんが大きくなってくるとお腹がせり出してきて、腰や足の付け根、こむら返りやむくみなどたくさんのトラブルが起き始めます。
妊娠中だからと諦める前に立ち姿勢を変えてみましょう。思ったよりもずっと効果がありますよ。
↑37週のマタニティさん骨盤力をつけるとお尻もキュートに。
立ち姿勢を変えることで効率の良い、しかもストレスに強い体になりますから、これはもう外せませんね!
まずは足指・足裏をケア
え?立ち姿勢なのに??しかも骨盤ケアなのに?いきなり足?と思われるかもしれませんね。
でもよく考えて下さい。直立二足歩行のヒトである私たちは足の裏で支えています。マンションで考えたら土台の部分。土台や基礎がしっかりしていないマンションは不安定でちょっと住むには躊躇してしまいますよね?まずは足元からケアしていきましょう。
- 足指を一本づつくるくると回す。
- 二本の指をバタ足のようにバタバタさせる。一本づつずらして小指まで終わったら戻って親指まで。
- 二本の指をパクパクと海兵させる。これも上記と同じように。
- 足の裏と手の平が合わさる向きで、足指と手指を交互に握らせる(恋人繋ぎというのでしょうか?)。ぐーっと握り合ってパッと緩めるを繰り返す。
- 今度は反対足の甲と手の平が合わさるようにまた足指と手指を交互に握らせる。ぐーっと握ってパッと緩めるを繰り返す。
かかとで歩く
縮こまっていた足に精気が入って足の意識が強くなりました。
その足で立ってみましょう。床にしっかり足の裏が密着しているのを確認したら次にかかとで歩いてみましょう!
ペンギンのようにちょこちょこと可愛く歩いて下さい。転ばないように気をつけながら。
その後また立ってみましょう。足の裏の上に頭がちゃんと乗りますね。
ブラジルに立つ
- つま先を11時5分の角度にしてかかとをつけます。ふくらはぎどうしがくっついている状態がgood。
- 今あなたが立っている床の下、建物の立っている地面を想像します。
- そこまでできたら、そのさらにもっと下、もっともっともっともーっと下、最終的には地球の反対側にあるブラジルの地を踏みしめるように立ってみます。
足にしっかり力が入り、足の裏が地面をわしづかみしているような感覚になってくるはず。どうです?ちゃんと地球の裏側からサンバのリズム聞こえてきました??
お腹の赤ちゃんを少し高い位置にしてあげる
赤ちゃんが骨盤の下の方にいたのなら、もうちょっと高い位置からお外を見せてあげましょうか。
赤ちゃんを腹筋で優しく抱きしめて、その後少しあなたのお胸の方に引き上げます。そして一呼吸。
鏡をみて見てください。滞りがちだった下半身もスッキリ。ヒップも引き上がって女性らしく柔和な表情のマタニティさんの出来上がりです。
子宮口と心は繋がっている
姿勢は心の器でもあります。マイナートラブルが続くと気持ちも下がりまくり・・。痛いなぁ辛いなぁと思っているとどんどん姿勢は崩れ、骨盤もどんどんゆがむという負のスパイラルに。
実は赤ちゃんの出口はお母さんの心の動きともシンクロしています。気持が憂鬱だったり、痛みや不調でお産に不安を抱えると骨盤が歪むだけでなく子宮口もなかなか開きません。そうなるとお産も長引きますから、お母さんの体にかける負担も大きくなり、さらには赤ちゃんの健康にとってもよくありません。
赤ちゃんをつるん産むためには立ち姿勢を学ぶ事はとても大きな意味を持ちます。足腰にしっかり力が入った姿勢で心も上がり調子に!そして母子ともに楽なお産にしましょう。産後の回復もスムーズになりますよ。